パーセプトロン
何をする?
線形分離可能なデータの決定境界を下の図の様に得る
特徴ベクトルとプロトタイプとの距離
d次元空間での距離
$p_i$が変数なので、$||\boldsymbol{x}||^2$ は無関係
- 識別関数
が大きい方のクラスが求めるクラスである。
- 式の変換
$\omega_{ij}$は$p_i$の要素$(j=1,2,…,d)$
そこで として
新しいd+1次元のベクトル$\boldsymbol{\omega_i}(i=0,1,…,d)$を作る。
また $x_{0}=1$とする新しいd+1次元ベクトル$\boldsymbol{x_i}$を作る。
すると式4が となります。
2クラスの問題
$x$がクラス1に所属するなら $x$がクラス2に所属するなら 識別関数を とする。
学習アルゴリズム
$\omega$を求めるプロセス
- 初期値$\boldsymbol{\omega}=\boldsymbol{\omega_{(0)}}$を適当に決める
-
学習データからxを取り、識別関数の値を計算する
- 誤識別が起きたら修正:
- クラス1をクラス2と誤識別した場合 $\boldsymbol{\omega}’=\boldsymbol{\omega}+\rho\boldsymbol{x}$
- クラス2をクラス1と誤識別した場合 $\boldsymbol{\omega}’=\boldsymbol{\omega}-\rho\boldsymbol{x}$
- 全てのデータに2,3を繰り返す
- 全て正しく識別できたら終了
疑問
パーセプトロンの収束定理の証明が分からない。